「40代から投資を始めても、もう遅いのかな?」
「老後資金が心配だけど収入が多くないから、十分なお金を貯められる気がしない」
そんな不安を感じていませんか?
私も、老後のお金について考えたとき、漠然とした不安がありました。
収入が特別高いわけではないし、今から大きな資産を築けるのだろうか。
もっと早くから準備しておけばよかったのではないか。
そんな思いがありながら、私は42歳から資産形成を始めました。
現在は、オルカンを中心とした積立投資を続けています。
もちろん、投資を始めれば必ずお金が増えるわけではありません。
それでも、何も分からないまま不安を抱えているだけでなく
できることから始めてみてよかったと感じています。
この記事では、42歳から資産形成を始めた私の経験を交えながら
40代からでも取り組める具体的な方法を紹介します。
40代から資産形成を始めても遅くないと思う理由
資産形成は、早く始めるほど時間を味方につけやすくなります。
そのため「もっと若いうちに始めていればよかった」と思うこともあるかもしれません。
でも、過去に戻ることはできません。
今の自分にできることを考えることが大切だと思っています。
例えば、42歳から65歳までの期間は23年間あります。
23年という時間があれば、家計を見直したり、少しずつ貯蓄したり
長期的な視点で投資に取り組んだりすることができます。
もちろん、23年間あれば必ず十分な資産を築けるという意味ではありません。
積み立てられる金額や運用結果によって、将来の資産額は変わります。
それでも、今から始めることで、将来に向けた準備を一歩ずつ進めることはできます。
「もっと早く始めればよかった」と後悔するより
「今から何ができるか」を考える。
私は、その考え方を大切にしたいと思っています。
収入が高くなくてもできることはある
資産形成というと、収入が多い人や
まとまったお金を持っている人がするものだと思っていませんか?
私自身、収入が特別高いわけではありません。
むしろ田舎の事務職のため、収入は低い方だと思ます。
だからこそ、資産形成のために大きな金額を用意することは
簡単ではありません。
毎月何万円も投資に回せる人を見ると、うらやましく感じることもあります。
でも、収入や家族構成、住居費、教育費などは人それぞれです。
他の人と同じ金額を積み立てる必要はありません。
大切なのは自分の生活を苦しくしない範囲で、続けられる方法を見つけることです。
例えば、次のようなことから始められます。
- 毎月の収入と支出を把握する
- 使っていないサブスクリプションや固定費を見直す
- 急な出費に備えるお金を確保する
- 無理のない範囲で貯蓄する
- 投資に回せるお金があれば、少額から積立投資を検討する
いきなり大きく生活を変える必要はありません。
毎月の支出を少し見直すだけでも、お金の流れが分かり
将来のために何ができそうか考えやすくなります。
ただし、節約を頑張りすぎて、今の生活を楽しめなくなってしまっては本末転倒です。
今の暮らしも大切にしながら、未来の自分のためにできることを探していきたいですね。
まずは家計と生活防衛資金の確認
資産形成を始めたいと思ったとき
すぐに投資を始めなければいけないわけではありません。
最初に確認しておきたいのは、家計の状態と急な出費に備えるお金です。
病気やけが、家電の故障、収入の減少など
予想していなかった出費が発生することはあります。
そのときに使うお金まで投資に回してしまうと
相場が下がっているタイミングで売却せざるを得なくなるかもしれません。
そのため、投資を始める前に
生活費や急な出費に備える「生活防衛資金」を準備することが大切です。
必要な金額は、毎月の生活費や家族構成、働き方などによって異なります。
まずは数か月分の生活費を目安に、自分の家庭に必要な金額を考えてみましょう。
生活防衛資金がまだ十分でない場合は、無理に投資を始めなくても大丈夫です。
まずは家計を把握し、少しずつ備えを作ることも、立派な資産形成の一歩です。
42歳から始めた私の積立投資
私がオルカンの積立を始めたのは、2022年11月です。
毎月2万円の積立からスタートしました。
投資には値動きがあり、始めたからといって、いつも利益が出るわけではありません。
価格が上がるときもあれば、下がるときもあります。
将来、どのくらいの資産になるかも確実には分かりません。
それでも、私にとっては、まとまったお金を一度に投資するのではなく
毎月決まった金額を積み立てていく方法が取り組みやすいと感じています。
また、投資を続けるなかで、資産形成は短期間で結果を出そうとするものではなく
長い時間をかけて取り組んでいくものだと考えるようになりました。
もちろん、積立投資でも元本割れする可能性はあります。
無理なく続けられる金額を選び、値下がりすることも理解したうえで取り組むことが大切です。
私の積立記録については、こちらの記事でも紹介しています。
毎月いくら積み立てればいい?無理のない金額から考える
資産形成を始めると
「毎月いくら積み立てればいいのだろう?」と悩むことがあると思います。
でも、誰にでも当てはまる正解はありません。
例えば、毎月1万円を積み立てた場合、運用益を考慮しなくても
20年間で元本は240万円になります。
毎月2万円なら480万円、毎月3万円なら720万円です。
| 毎月の積立額 | 20年間の積立元本 |
|---|---|
| 1万円 | 240万円 |
| 2万円 | 480万円 |
| 3万円 | 720万円 |
※税金や手数料、運用による損益を考慮しない単純計算です。
投資をした場合、運用によって元本より増えることもあれば減ることもあります。
上の表は、将来の資産額を保証するものではありません。
大切なのは、最初から大きな金額を目指すことではなく
家計に無理がない金額を考えることです。
毎月の積立額は、家計の状況に合わせて見直しても構いません。
収入や支出が変わったら金額を調整する。余裕ができたら少し増やす。
生活が苦しくなりそうなら、無理をしない。
そんな柔軟な考え方も、長く続けるためには必要だと思います。
投資だけで老後資金を準備しようとしない
老後のお金が心配になると、投資でできるだけ増やさなければ
と焦ってしまうことがあるかもしれません。
でも、老後の備えは投資だけで考える必要はありません。
預貯金、将来受け取る年金、働き方、退職金の見込み、支出の見直しなど
いくつかの要素を組み合わせて考えることができます。
まずは、次のことを確認してみましょう。
- 現在、どのくらい貯蓄できているか
- 毎月の生活費はいくらか
- ねんきん定期便などで、将来の年金見込み額を確認できるか
- 住宅費や教育費など、今後必要になるお金はどのくらいか
- 老後に向けて、毎月いくら準備できそうか
すべてを正確に把握できなくても大丈夫です。
分かるところから整理していけば、漠然としていた不安が
少しずつ具体的な課題に変わっていきます。
「いくら必要か分からないから不安」という状態から
「まずはここを確認しよう」と考えられるだけでも、大きな一歩です。
自分に合ったペースで続ける
資産形成をしていると、SNSなどで自分より多くの資産を持っている人や
短期間で大きな利益を得た人を目にすることがあります。
そんなとき、自分の積立額が少なく感じたり
もっとリスクを取ったほうがいいのではないかと思ったりするかもしれません。
でも、見えている資産額だけでは
その人の収入や支出、家族構成、投資期間、リスクの取り方までは分かりません。
同じ40代でも、置かれている状況はそれぞれ違います。
誰かの投資方法が、自分にも合うとは限りません。
特に、生活に必要なお金まで投資に回したり
よく分からない商品に焦って投資したりすることは避けたいところです。
大切なのは、他の人より早く増やすことではなく
自分の生活と将来の目標に合った方法を見つけること。
私も、収入が特別高いわけではないからこそ
無理をせず、できることをコツコツ続けていきたいと思っています。
今日できることから始めよう
42歳から資産形成を始めた私が感じているのは
将来のお金について考えることに遅すぎるということはない、ということです。
もちろん、早く始めることには時間を味方につけられるメリットがありますし
40代からの資産形成には、使える期間や家計の状況を考える必要があります。
だからこそ、焦って大きな利益を狙うのではなく
自分にできることを一つずつ積み重ねていきたいと思っています。
例えば、今日からできることは、こんなにあります。
- 毎月の収入と支出を書き出してみる
- 急な出費に備えるお金を確認する
- 将来の年金見込み額を調べてみる
- 無理なく貯蓄できる金額を考える
- 投資を始めるなら、仕組みやリスクを学んでから少額で検討する
すべてを一度にやる必要はありません。
まずは一つ、できそうなことから始めてみませんか?
私も、42歳から始めた資産形成を
これからも自分のペースで続けていきたいと思っています。
収入が特別高くなくても、最初から大きな資産がなくても
家計を知り、備えを作り
無理のない範囲で未来に向けた準備を進めることはできます。
大切なのは、誰かと比べることではなく
自分の暮らしに合った方法で、一歩を踏み出すこと。
40代からでも、できることを少しずつ。
お金をつむいで、未来を育てていきましょう。
特定の金融商品への投資や売買を推奨・勧誘するものではありません。 投資には元本割れなどのリスクがあります。 最終的な判断はご自身の責任において、お願いいたします。


