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大切なお金を守るために知っておきたい投資詐欺

守り方
記事内に広告が含まれています。

「NISAを始めてみようかな」

「投資について、もっと勉強したい」

そんな気持ちでSNSを見ていると、投資に関する広告や投稿が目に入ることがあります。

「初心者でも簡単に利益が出る」

「プロが銘柄を教えてくれる」

「著名人もおすすめしている」

「無料の投資グループに参加しませんか?」

一見すると、投資について学べる情報に見えるかもしれません。

でも、SNSをきっかけにした投資詐欺では

そこからLINEなどの閉じたグループへ誘導され

最終的にお金を振り込ませる手口が確認されています。

警察庁によると、2026年8月末時点のSNS型投資詐欺は7,097件

被害額は937.4億円に達しています。

前年同期と比べても認知件数・被害額ともに増加しています。

投資を始めるなら、「どうやって増やすか」だけでなく

「どうやって大切なお金を守るか」も知っておきましょう。

今回はSNSを利用した投資詐欺の典型的な手口と注意点をまとめます。

SNSでの投資話

投資詐欺では

いきなり「お金を振り込んでください」と言われるわけではありません。

まずは、安心できそうな雰囲気を作り

少しずつ信用させていくケースがほとんどです。

そのため気づかないうちに騙されてしまう場合があるので注意が必要です。

典型的な流れの一例

投資詐欺も年々、巧妙にはなってきてますが

典型的な流れは以下のようになります。

上記は一例ではありますが

金融庁も、SNS上の偽広告からLINEグループなどへ誘導し

グループ内で複数のアカウントを使って利益が出ているように見せ

入金を促す手口に対して注意喚起をしています。

具体例①「著名人が投資を教えてくれる?」

SNSを見ていると、著名人の写真や名前を使った投資広告が表示されることがあります。

例えば

「○○さんが教える初心者向け投資術」

「無料投資セミナー開催」

「今注目の銘柄を無料で公開」

といった広告です。

広告をクリックすると、LINEなどのSNSアカウントへ誘導され

「こちらのグループで投資について詳しく説明しています」

などと言われます。

ところが、実際には著名人本人ではなく

写真や名前を無断使用した偽アカウントだったというケースがあります。

金融庁も、著名人になりすましたSNS広告や偽アカウントについて

注意を呼びかけています。

つまり

「有名人が紹介しているから安心」は危険なのです。

SNSでは、写真や名前だけなら簡単に真似されてしまいます。

投資の判断をするときは

「誰が紹介しているか」よりも

「その投資商品や業者は本当に存在するのか」

を確認することが大切です。

具体例②「LINEの投資グループ」に誘われる

これは特に注意したいパターンです。

SNSで投資関連の広告や投稿を見たあと、

「初心者向けの無料グループです」

「投資の勉強会に参加しませんか?」

などとLINEへ誘導されることがあります。

グループに入ると

「先生の指示通りに買ったら利益が出ました!」

「今日も○万円利益が出ました!」

といった投稿が次々に出てきます。

すると

「みんな儲かっているなら、自分もやってみようかな」

という気持ちになってしまいます。

しかし、その投稿をしている人たちが、実際の投資参加者とは限りません。

金融庁は、グループ内で複数のアカウントを使い

投資が成功しているように見せるケースについても注意喚起を行っています。

具体例③「最初は少額で、本当に利益が出たように見える」

さらに注意したいのが、最初から大金を要求されるとは限らないことです。

例えば

①1万円を入金する

②利益が出たように表示される

③安心させたあとに「もっと投資すれば、もっと利益が出る」と勧められる

入金額が大きくなり、利益が増えたときに引き出そうとすると

高額な手数料を要求されることがあります。

警察庁も、SNS型投資詐欺の手口として

最初に少額の利益を振り込んで信用させ

その後、高額な投資金や手数料などを要求するケースを紹介しています。

つまり

「出金するためにお金を振り込んで」と言われたら要注意です。

ここで

「あと少し払えば、お金を取り戻せる」

と思ってしまい、さらに入金してしまう事だけは避けたいところです。

こんな言葉が出てきたら一度立ち止まる

投資で「絶対」はありません。

次のような言葉には特に注意しましょう。

要注意ワード
  • 「絶対に儲かる」
  • 「元本保証」
  • 「必ず利益が出る」
  • 「今だけの特別情報」
  • 「指示通りにするだけ」
  • 「初心者でも簡単」
  • 「損失は出ません」
  • 「他の人には秘密」
  • 「今日中に入金してください」
  • 「出金するには手数料が必要」

もちろん、これらの言葉が一つあっただけで、必ず詐欺というわけではありません。

ただし

「急がせる」「秘密にさせる」「絶対に儲かると言う」「個人名義の口座へ振り込ませる」

といった要素が重なってきたら、かなり慎重になるべきです。

警察庁も「投資に『絶対』『確実』はない」と注意喚起をしています。

「LINEに誘導された=全部詐欺」ではない

ここは誤解しないようにしたいところです。

LINEに誘導されたらすべてが詐欺だと言うわけではありません。

ただ

SNSで知らない人から投資の話を持ちかけられる
→ LINEへ移動
→ 投資グループに参加
→ 特定の商品を勧められる
→ 指定口座へ入金

という流れになった場合は、慎重に確認しましょう。

特に、相手との連絡をSNSやLINEだけで完結させ

公式サイトや金融機関などの正規の窓口から確認できない場合は注意が必要です。

投資をする前に「登録業者か」を確認する

投資先や金融業者を紹介されたときは

「この会社は本当に存在するの?」

だけでなく

「金融商品取引業者などとして登録されている?」

という確認も大切です。

金融庁は、金融商品取引業者などの登録状況を確認できる情報を公開しています。

「有名な会社の名前を使っているから大丈夫」と思い込まず

自分で公式情報を確認することが大切です。

また、金融庁は、SNS上の投資広告などについても

疑わしい広告を情報提供できる窓口を設けています。

大切なのは「大きく増やす」だけじゃない

資産形成を始めると

「もっと早くお金を増やしたい」

「少しでも高い利回りの商品を探したい」

という気持ちになることがあります。

でも、40代から資産形成をするなら

「大きく増やす」ことと同じくらい

「大きく失わない」ことも大切です。

例えば

毎月2万円をコツコツ積み立てることは地味に感じるかもしれません。

私自身もSNSでの儲け話が気になることがありますし

早く大きく資産を増やしたい気持ちも十分にわかります。

でも

「短期間で大きく増やそう」

と焦って、よく分からない投資話に大きなお金を入れてしまえば

これまで積み上げてきた資産まで失ってしまう可能性があります。

だからこそ

分からないものには投資しない。

急かされたら、一度立ち止まる。

「絶対儲かる」と言われたら疑ってみる。

自分で確認してから判断する。

この基本を大切にしたいと思っています。

「怪しいかも」と思ったら入金しない

大切なのは

迷った状態でお金を振り込まないこと。

「ここまで話を聞いたから断りづらい」

「もう少しだけ入金すれば出金できるかも」

「今さらやめるのはもったいない」

と思っても、一度立ち止まりましょう。

詐欺かどうか自分だけで判断できない場合は、第三者に相談することも大切です。

警察庁は、相談先として警察相談専用電話「#9110」や

消費者ホットライン「188」などを案内しています。

すでにお金を振り込んでしまったら?

「もしかしたら詐欺かもしれない」

と思ったら、恥ずかしがらず、できるだけ早く相談しましょう。

相手から

「もう一度入金すれば返金できる」

「税金を払えば出金できる」

などと言われても、追加で送金する前に第三者へ相談することが大切です。

相談先の例
  • 警察相談専用電話:#9110
  • 消費者ホットライン:188
  • 金融庁の相談窓口
  • 振込先の金融機関

また、SNSのメッセージや振込記録、相手のアカウント、URL、投資サイトの画面など

証拠になりそうなものは消さずに保存しておきましょう。

投資詐欺を知っておくことがお金を守る

投資詐欺は、投資の知識がない人だけが被害に遭うものとは限りません。

むしろ

「投資について勉強しているから大丈夫」

「NISAを始めたから、もっと良い投資先を探したい」

という気持ちにつけ込まれることもあります。

だからこそ

投資について学ぶことと同時に

投資詐欺についても知っておく

これも大切な「お金を育てるための準備」だと思います。

私は、資産形成は「増やすこと」だけではないと思っています。

守る。
貯める。
育てる。

この3つを意識しながら、焦らず、自分に合った方法でお金を育てていきましょう。

まとめ

SNSで投資の話を見かけたときは、次のことを覚えておきましょう。

  • 著名人の写真や名前だけで信用しない
  • SNSからLINEなどへ誘導されたら慎重に確認する
  • 投資グループ内の「儲かった」という投稿を鵜呑みにしない
  • 「絶対」「確実」「元本保証」などの言葉に注意する
  • 個人名義の口座への振り込みを求められたら要注意
  • 出金のための「手数料」「税金」「保証金」などを求められたら立ち止まる
  • 投資先や業者が正規に登録されているか確認する
  • 少しでも怪しいと思ったら、入金せず相談する

投資では、利益を出すことばかりに目が向きがちです。

でも、40代からの資産形成では

「大切なお金を守りながら、コツコツ育てていく」

ことも同じくらい大切。

焦らず、分からないものには手を出さず

自分が納得できる方法で資産形成を続けていきましょう。

特定の金融商品への投資や売買を推奨・勧誘するものではありません。             投資には元本割れなどのリスクがあります。                           最終的な判断はご自身の責任において、お願いいたします。

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